U字溝のつなぎ目(目地)に隙間が出来たので補修してみる

U字溝の目地の補修に挑戦してみる。 我が家の前にある側溝のつなぎ目に隙間が目立つようになってきました。 私の住む団地が出来て30年は経つでしょうか、もちろん施工時はモルタルで埋めてあったのでしょうが、月日が経つにつれモルタルが剥がれて隙間ができたのかと思われま …

U字溝の目地の補修に挑戦してみる。

字溝の目地の写真

我が家の前にある側溝のつなぎ目に隙間が目立つようになってきました。

私の住む団地が出来て30年は経つでしょうか、もちろん施工時はモルタルで埋めてあったのでしょうが、月日が経つにつれモルタルが剥がれて隙間ができたのかと思われます。

雨が降ると、U字溝の隙間から敷地の土が流れ出ることがあります。そして一番の問題は、隙間に土がたまり、その隙間から草が生えることになります。これが見た目が良くなくいかにも手入れしていない家という印象を与えてしまいます。

そこで今日は、このU字溝のつなぎ目をモルタルで補修してみることにしました。家の前の道路は自治会が所有者となっていますので、念のため自治会に許可をもらってから補修作業を進めます。

目地ごてと仕上ごて

目地ごてと仕上ごて

補修に使う道具の基本は左官道具の鏝(コテ)という道具を使います。鏝(コテ)とはセメントやモルタルなどを塗ったりする道具で、鉄製の板と木製の持ち手部分からできており、様々な種類があります。

今回は「目地ゴテ」と「仕上ゴテ」という種類を使います。これは私が以前にレンガで花壇を作った時に使用した道具で、わざわざ購入したわけではありませんが、ホームセンターなどで1個数百円で売られており、意外と長持ちもするので、お持ちで無い方は購入しても損はしないと思います。

「目地ゴテ」は主にレンガやブロックを積む時の目地へ、モルタルを詰めたり綺麗に仕上げたりする時に使います。使い方のコツは仕上げるときに抑えるように使うことです。様々な横幅の目地ゴテが売られていますので、補修する隙間の幅に合わせて用意しましょう。

「仕上ゴテ」は主にモルタルなどを塗った面を仕上げるのに使います。U字溝の補修には使わないと思いますが私の場合はモルタルを隙間に詰める時のサポート道具として使用しました。小さめのスコップでも代用出来ると思います。

モルタルではなく、インスタントセメントだった・・・

インスタントセメントの写真

家にあったのはモルタルではなくセメントでした・・・。

セメントはコンクリートやモルタルなどを作るための材料で、モルタルはセメントに砂などの骨材を混ぜたもので、セメントより強度があります。コンクリートはセメントに砂と砂利を混ぜたもので最も強度があります。DIYの初心者にとっては間違いやすかったり、区別出来なかったりするので要注意です。

ブロックやレンガを積むときは本体モルタルを使います。セメントは強度は無いのですが仕上がりは綺麗なようなので、今回はあくまでも補修がメインということでセメントで補修してしまいます。ちなみに今回使うセメントは「インスタントセメント」という商品で、水を加えるだけで使える商品です。

インスタントセメントに水を加える量ですが、左官をする時に毎回悩んでしまいます。説明書どおりの量を加えたとしても本当にそれが正解なのか不安になってきます。

今回は目地の補修ということなのでどちらかと言うと「パサパサ」とした具合の混ぜ具合です。あまり水を加え過ぎると、隙間に詰めた後に流れでてしまうので注意が必要です。

まずは隙間にインスタントセメントを詰めます。

セメントを付け終わった画像

水を加えたセメントを隙間に詰めていきます。上手い人はコテなどを使って、隙間までセメントを運ぶのでしょうが、私はそんなに左官作業にられていないためこの作業がうまく出来ませんでした。そこで使い捨てのビニール手袋をはめて、両手を使ってセメントを隙間に詰めて行くという荒業で作業を進めました。セメントは現段階では多めに塗っておき、今後の作業で不要なセメントをそぎ落としていきます。

「目地ゴテ」を使って仕上げていく。

目地ゴテで仕上げ

モルタルが詰め終わったら、「目地ゴテ」を使って仕上げていきます。最初はパサパサとしたセメントですが、目地にそって押さえるように仕上げていくと、セメントから徐々に水分が染み出てくるので、調度良い硬さのセメントになってくれるはずです。

不要な部分を仕上ゴテで除去して終了

作業完了

目地以外にはみ出したセメントを「仕上ゴテ」等を使って落とせば補修作業が完了です。仕上ゴテで落としにくい場合は、固めのナイロンブラシなどを使っても良いと思います。

作業日の前日は雨が降っており、U字溝には少量ですが水が流れていたので、底面の隙間の補修作業は出来なかったので、後日の天気の良い日に続きをしたいと考えています。

このように、U字溝の目地補修はDIYでも意外と簡単にできてしまいます。

タイトルとURLをコピーしました