木目調カッティングシートで仕上げるための道具 今回の飾り棚(ディスプレイラック)は、集成材、無垢板材などを使用すると、どうしても棚受け金具が見えてしまう構造になるので、下地に木枠のフレームを組んでカッティングシート(ダイノックフィルム)で仕上げることにしました。その為、木工の …
木目調カッティングシートで仕上げるための道具
今回の飾り棚(ディスプレイラック)は、集成材、無垢板材などを使用すると、どうしても棚受け金具が見えてしまう構造になるので、下地に木枠のフレームを組んでカッティングシート(ダイノックフィルム)で仕上げることにしました。
その為、木工の道具に加えてカッティングを貼る道具が必要となります。
カッティングシート(ダイノックシート)
カッティングシートには3MのダイノックフィルムWG-835を用意しました。正しくはダイノックフィルムといいます。
3Mのダイノックフィルムのシリーズはプリント柄が本物そっくりで非常にリアル。
貼った時に空気が入りにくい構造になっているので初心者でも貼りやすいカッティングシートです。
木目調カッティングシートは3Mやアイカなど様々なメーカーから販売されていますが、ホームセンターで売っているものは空気も抜きにくく、素材も薄いのであまりおすすめできません。
耐久性にも違いがあるので、少しくらい高くても良いものを選ぶと長持ちします。
ネット通販の最大のデメリットは実際に手にして商品を確認出来ないこと。
とくにカッティングシートのような商品は色目が非常に大事ですが、ネット通販ではディスプレイの色目によって微妙に色が違うために、購入して届いてから「思っていた色と違った」という事がよくあります。
可能ならば購入前にサンプル帳を手に入れるか、サンプル用に少し買って確認してから必要な長さだけ購入するとよいでしょう。
エッジテープカッター
カッティングシートや小口テープの角の部分を仕上げるときの道具です。ホームセンターで購入しました。
角の部分にエッジテープカッターをあてて、滑らすだけで小口がきれいに仕上がることが出来ます。
需要が少ない商品なのでホームセンターではこれ1種類しか置いていませんでしたが、ネット通販なら様々なタイプが売られているので、ネット通販購入がおすすめです。
左右に刃がついているので作業がスムーズに進められます。
棚受け金具
壁の中の柱に直接取り付けるために使用しました。取り付ける部分のみ石膏ボードをくり抜き埋め込むように使用しています。
ステンレス製で飾り棚の用途としては十分な耐荷重をもっています。
スキージー
カッティングシートを貼る時の空気抜きに使用します。購入するときは傷がつきにくいものを購入しましょう。
カッティングシートなどを購入した時に一緒に付属していたりします。
補修用パテ(ホシュ・パテ)
壁の下地(石膏ボード)に穴が開いている箇所や、凹みがある箇所に塗って使用するパテです。
写真の補修用パテは近所のホームセンターで購入。速乾性がありすぐに削ることができるタイプです。
棚受け金具を埋め込んだ後の凹んでいる部分を平にするために使用してます。
ジョイントコーク
一般的にはクロスの目立つ繋ぎ目や、巾木、内装枠、ドア枠の部分と壁紙にできる隙間などを埋めるために使用します。
飾り棚(ディスプレイラック)をダイノックフィルムで仕上げた後、壁紙との隙間を埋めることにより、壁との一体感が生まれます。