生糊付きの壁紙でリフォーム 吊り収納の造作、飾り棚の造作が終わりました。完成までもう一息です。 ここで、今回の吊り収納のDIYに合わせて、壁紙を貼り替えるリフォームすることになっていますので、仕上げとなる壁紙のDIYに取り掛かります。 壁紙はインターネット …
生糊付きの壁紙でリフォーム
吊り収納の造作、飾り棚の造作が終わりました。完成までもう一息です。
ここで、今回の吊り収納のDIYに合わせて、壁紙を貼り替えるリフォームすることになっていますので、仕上げとなる壁紙のDIYに取り掛かります。
壁紙はインターネットの壁紙屋さんで糊付きのタイプを購入しました。予め裏面に生のりがついているので必要な長さにカットして貼るだけで簡単に貼ることが出来ます。
インターネットでの壁紙の購入で問題になるのは画面で見た色・質感と、実際の色・質感とではイメージが違うことです。購入して商品が届くまでは正解かわかりませんので、もしどうしても自分のイメージ通りの色・質感の壁紙が欲しい場合は、サンプルを購入するなどして確認しておきましょう。
今回は無地の白と薄いイエローのツートンカラーで仕上げるので、それぞれ必要な長さの1.5倍の長さを注文しました。これは万が一失敗した時の為に予備として購入した為です。結果的には大幅に余ることになりました。余った壁紙は生のりが乾いてしまうと使用することが出来ませんので処分することになります。
壁紙貼りに必要な道具は、現在所有している道具に加えて、必要になる道具をホームセンターで追加購入しています。
部屋の中を片付けて、汚したくない部分を養生
まずは部屋の中の余計な物を全て運び出します。机は天井を貼る時の足場として使うので残しておき、必要に応じで移動させることにします。
エアコンの電源コードなどは邪魔になるので、マスキングテープでエアコン本体に固定しておきます。
それとドア枠や巾木などの端は糊がついても掃除が楽になるようにマスキングテープで養生しました。しかしマスキングした以外の部分にも糊がついてしまい、後で掃除をすることになってしまったので、わざわざ養生する必要は無かったかもしれません。
それと、生のり付きの壁紙を必要な長さに切るためにはスペースが必要となります。そこでガレージに養生マスカーテープを使って、生のり付きの壁紙を広げる場所を作りました。
1枚目の壁紙から貼り始めます
それでは1枚目の壁紙から貼り始めていきます。
1枚目は黄色の壁紙面から貼っていきます。まず壁紙の両端を両手を使って持ち上げ、壁の上端に固定させます。そして壁の天井側から下に向かって、押さえハケを使って押さえつけながら貼って行きます。
この時に使う道具は「押さえハケ」です。すこし硬めの毛でできています。押さえることによって壁紙を密着させていきますが、生のりが乾いていない間は何度も貼り直すことができますので焦らず、失敗したら貼り直す覚悟で作業をして下さい。
天井の廻縁との境目、床の巾木との境目は、カット定規などを使ってしっかりと抑えておきます。ただしこの時点ではみ出した壁紙は切断しないでそのままにしておき、後ほど一気に切断して仕上げます。
2枚めの壁紙を少し重ねて貼る
2枚めの壁紙は、1枚目の壁紙に少し重ねながら貼っていきます。重ねる幅は5cm程度で、重なっている壁紙のセンター部分をカッターで切れ目を入れていきます。
この時に使う道具は「カット定規」です。カット定規を壁紙に押し当てて、カッターを添わせるようにして、重なっている壁紙を天井側から床側まで切れ目を入れていきます。この時カッターの刃はなるべく垂直に当てることが、壁紙同士の隙間を無くすことが出来るポイントです。カターの芯は常に新しいものを使用することも重要です。
次に切れ込みを入れた壁紙の余分な部分を剥がしてしまいます。仕上げとして「抑えローラー」を使って繋ぎ目の部分を密着させておきます。
黄色の壁紙を全て貼り終わったら、周縁と巾木の上にある余分な壁紙をカッターで切って仕上げていきます。
細かい場所の壁紙貼り作業
黄色い壁紙が貼り終わったら、引き続き白い壁紙を貼って行きます。難しかったのは、飾り棚の部分で1枚の壁紙では貼ることが出来ません。壁紙に切れ込みを入れるなどして、なるべく1枚の壁紙を使って仕上げたいのですが、なかなかうまく行きませんでした。
結局、壁紙を小さめに切り分けて貼ることになりました。壁紙を細かく分けると壁紙同士の繋ぎ目が気になるのですが、後ほど壁紙コーキングを使用して目立たないように仕上げることにします。
エアコンなどは取り外すことが出来ないので、可能な限りギリギリまで壁紙を貼ることで対応しています。
天井部分の壁紙を貼る
天井部分は壁紙貼りで一番苦労しました。上を向いての作業になるので姿勢的に辛いのに加え、落ちてくる壁紙を押さえながらの作業になるので大変でした。可能であれば二人で作業すると良いでしょう。そのほうが効率よく進められると思います。
また足場も需要になることがわかりました。上に登ったままで部屋の端から端まで移動が出来るように、脚立2台の間に板を渡すなどして、足場を確保しておいた方が作業を効率よく進めることが出来ます。
隙間は気にせず、コーキングで仕上げる
壁紙の繋ぎ目や、部屋のコーナー部分には多少隙間が出来てしまいますが、ここは壁紙用のコーキングをすることで、目立たなくすることが出来ます。壁紙が貼り終わったら、コンセントのカバーなどを元に戻しておきます。