子供も大喜びのハンモックをDIYで取り付けてみよう。 子供が部屋に「ハンモックが欲しい」と言い出した。ブランコのように揺らして遊ぶのが目的だ。調べていみるとハンモックは元々南米の先住民が寝るために使っていた寝具で、それが船舶の中の寝具として世界に広まったそうだ。 …
子供も大喜びのハンモックをDIYで取り付けてみよう。
子供が部屋に「ハンモックが欲しい」と言い出した。ブランコのように揺らして遊ぶのが目的だ。調べていみるとハンモックは元々南米の先住民が寝るために使っていた寝具で、それが船舶の中の寝具として世界に広まったそうだ。
寝るための道具を遊びに使おうとしている子どもたちに、ハンモックの本当の使い方を教えながら、ネットで子供部屋にハンモックを取り付ける方法を調べてみると、柱の場所を見つけることが出来れば、ロープ固定のフックを使って室内にも吊ることが出来そうなので、ハンモックのDIYにチャレンジすることになりました。
ハンモックとハンモック用フックの購入
コロンビア産コットン素材のハンモックを購入。購入したハンモックはこちら。La Siesta(ラシエスタ)というブランドで、コロンビア産です。価格は約10,000円でした。素材はコットンで、サイズは、140cmで120kgまでの荷重に耐えられる仕様です。
カラーは子供部屋に合いそうなアプリコットを選択しました。丸められた状態で発送されてきました。使用しない時はコンパクトに収納出来そうなので有難いです。
ハンモック用フックも同時購入。
ハンモックのLa Siesta(ラシエスタ)と同じブランドの商品で、ハンモックを柱や壁、木などに取り付けられる「ハンモック用フィクシングセット」なる商品が販売されていたので、同時に購入しました。
フックはネジで柱等に固定して使います。荷重が200kgまで耐えられる、繊維強化ポリマ・熱硬化性ポリエステルの素材を使用しています。
イラストを使った取付&使用説明書が付属。
取付説明書もついていました。英語版ですがイラストで丁寧に書いていますのでわかりやすいです。
フックはホームセンターで、汎用品を購入しても良いとは思いますが、専用のフック&ロープだと、荷重面の心配がなく、長さ調整が出来るメリットも大きいと思われますので、予算が有される場合はこちらの商品の購入をおすすめです。
ハンモックの取付け作業
まずはフックを取り付ける場所を決めます。今回ハンモックを取り付ける場所は子供部屋です。直接ハンモックを取り付けるのではなく、ハンモックのロープを引っ掛けるフックの取付になります取付に必要な高さは1.5mから2m、設置幅は3.5m~4mが目安です。
子供はブランコのように揺らして遊ぶようなので、家具に当たらないように前後のスペースを考慮しながら取付の場所を決めます。
まずは壁の向こうの見えない柱を探しましょう
おおよその取り付け場所がイメージ出来たら、柱の位置を探します。ほとんどの家は、壁の石膏ボードの裏側に柱が隠れているので、隠れた柱を探すことが必須となります。
今回はホームセンターで購入した「下地センサー」なる用品を使って柱を探します。壁裏に隠れた柱の位置を探すことが出来る便利な道具です。我が家の場合は、ツーバイフォー住宅なので柱の位置が少し特殊ですが、この道具を使用して簡単に柱を見つけられました。
場所が決まればマーキング
柱の場所がわかれば、フックを実際に取付る位置にあてて取り付け穴の位置を鉛筆などでマーキングします。このハンモック用フックの場合は3箇所のネジで柱に固定する事ができます。ネジは付属のネジを使用しました。
ネジの長さや経は重要なので、自分でネジを用意する場合は耐荷重を考慮しながらネジを選んでください。この時点ではまだネジ止めは行いません。
電動ドリルで下穴を開ける
鉛筆でマーキングした3箇所に電動ドリルで下穴を開けていきます。ネジの経よりやや細めの穴を開けることになります。下穴の経は説明書で指定されていました。
この作業は電動工具が必須となります。電動ドリルでなくても、電動ドライバーの先端チャックにドリルの刃を取り付けて使用してもOKです。下穴をあけないでネジを止めるのは、ネジが固くなり締まらなくなる場合があるので避けた方がいいです。
電動ドライバーでフックネジ止め
電動ドライバーでフックをネジ止めします。この場合、使用する工具は電動ドライバーかインパクトドライバーになるかと思いますが、個人的には長いネジを打ち込む時はインパクトドライバーの方がパワーがあって使いやすいです。
インパクトドライバーがなければ電動ドライバーでも代替は可能です。ただし手作業でネジを締めるのはほぼ不可能かなと思います。
ロープをフックに通す
完全にネジで固定する前に、ロープを通しておく必要があります。それに気づかずにネジで固定後に後からロープを通そうとしても無理でした。
ロープの結び方は取付説明書を参考にしました。ロープは結構な長さが余ってしまったので、余った分は思い切ってカットすることにしました。
高さ調節をして取付完了
ハンモックの高さを調整します。柱探しを含めて、約1時間程度でハンモックのDIY作業が完了しました。柱を探してフックの取付け位置を決めるまでが一番時間がかかった部分です。
最後に子供が乗り降りする為にハンモックの高さを調整しておきます。高いと乗りにくくて、ひっくり返りそうになるので危ないです。また、乗った時にお尻が床つかないように注意して最終的に高さを決めます。
高さ調整の方法はカンタンです。
La Siesta(ラシエスタ)のハンモック用フィクシングセットは、ハンモックの高さ調節ができるS字形状の部品がついています。ここの部分の調整で、ある程度の高さ調整を簡単にすることが出来ます。
樹脂製の部品ですが強度もありそうで、ロープがずれるようなこともありませんでした。ただし必ずしもこの部品がなくても、ロープを結ぶ場所で高さ調整は可能だと思います。
使用しないときは畳んでおけるのがGOOD。
使用しない時は、ハンモックの片方を取り外してコンパクトに畳んでおくことも出来ます。
我が家の子供部屋はスペースに余裕がないので収納できるのは助かります。今後はリビングや書斎にもこのフックだけ取り付けてハンモックを使いまわそうと考えています。各部屋にフックをつけておくといろいろな所でハンモックライフが楽しめそうです。