はじめての塗装 子供部屋にハンガーラックが欲しいなぁと思い作り始めたハンガーラック。今回はそのハンガーラックのDIY塗装編です。子供二人も初めてのDIY塗装に挑戦します。左の写真は。組立後の未塗装の状態です。 …
はじめての塗装
子供部屋にハンガーラックが欲しいなぁと思い作り始めたハンガーラック。今回はそのハンガーラックのDIY塗装編です。子供二人も初めてのDIY塗装に挑戦します。左の写真は。組立後の未塗装の状態です。
塗料選び
水性カラーニス
今回は、油性のカラーニスと、ニスの粘度を調整するのに使う「うすめ液」を使用します。両方とも家にあったあまり物です。今回は油性のニスをということなので、粘度を調整するのに使うのは、これも余り物の有機溶剤系のうすめ液を使用。この薄め液は筆を洗うのにも使用でいるので我が家では常備しています。水性のニスを使う場合は、水で粘度を調整出来ますし、筆洗いも水で出来るのでなるべく水性ニスをオススメします。
下地づくり
サンドペーパーで切り口を磨く
まずは下地づくり。塗装の前にサンドペーパーで切り口を磨きます。磨いているのは長女(5歳)です。小さい頃から父のDIYを見て育ったため、サンドペーパーかけもこなします。将来はDIY女子になってくれるとうれしいのですが…。
切り口はカッターで切断した後の段差がくっきり残っています。本来なら、木の表面全体も一度サンドペーパーで磨きますが、今回は、お手軽DIYなので、目立つ部分のみサンドペーパーでフラットにしておきます。
塗装作業 1回目
うすめ液で粘度を調整
カラーニスを塗料用のカップに入れて塗装スタートです。が、ファルカタ材は水分を良く吸収するのか非常に塗装がしにくいです。そので、うすめ液でカラーニスの粘度を調整して、ニスが良く「のびる」ように調整して塗装します。
塗装は木目に沿って筆を動かすのが基本です。
5歳の長女にも教えてあげました。
ここで、2歳の次女が参戦。
さすがに2歳では、筆をまともに動かすことも出来ないので塗装は無理。
でもここで断ると、将来DIY嫌いになるかもしれないし・・・
そこで・・・
見えない底の部分を塗ってもらうことに・・・。
本人はこれでも楽しそうに塗っていました(笑)
長女と次女、立派なDIY女子に育てくれると良いですね。
裏の部分は、ラックを設置すれば見えないので、カラーニスの粘度を更に下げて薄く塗ってしまう事にしました。今回は、お手軽DIYなので、作業スピード重視です。
一度目のニス塗りが完了です。
ここまで塗装作業時間約30分。乾くのをまって二度目の仕上げ塗りを行います。
その間にお昼ご飯。今日はアンパンマンカレーです。
塗装作業 2回目
二度目の仕上げ塗装は、カラーニスを「薄め液」で薄くして、粘度を低くしてあっさりと塗ります。「しゃしゃぱ」になるくらいまで薄めます。
今回も、次女には見えない裏側を塗装してもらいました。
二度目の塗装が終わった状態です。この状態で3時間ほど、ニスが乾燥するのを待ちます。家の中に入れてみると、今回塗装した色が、家のインテリアと見事にマッチしています。
おくれぎの取付
手でグリグリとねじ込んで行くだけ。
目印と、塗装時に持つ部分と使用していたネジを外します。今回唯一購入した、カラーおくれぎ(大)。ホームセンターで4個セットを2個購入しました。これを、取り外したネジのねじ穴にねじ込んでいきます。手でグリグリとねじ込んで行くだけ。元々穴があいている所なので、5歳の長女でも簡単にできます。
完成
切断から組立まで総時間2時間。
ついに完成です。
切断から組立まで総時間2時間。材料も家にあった物がほとんどで、お手軽DIYのコンセプト通りに仕上がりました。ただし、当初の仕上がりイメージとは大分違いますが・・・。
ファルカタ材を使用したので、強度はそんなに無いですし、耐久性も低いのですが、子供が大きくなるまでの数年間、持ってくれればよしとしましょう。重たいコートを掛けることもないので、強度もそんなにに必要無いことだし。今回特にベンキョウになったのは、ファルカタ材の加工のし易さです。これはクラフト向きですね〜。こどものおままごとのキッチンなんか作ってあげれば喜ぶかもです。