ウォークインクローゼットの棚 準備編

収納力のアップを目指して棚を増設する。 我が家も建築して6年が経ちました。子供も二人生まれ、色々とモノが増えてきたので、ウォークインクローゼットの収納力アップを目指して、棚を造作することにしました。 今回の予算は5,000円以内。あまり費用をかけると、既成のラ …

収納力のアップを目指して棚を増設する。

棚板01

我が家も建築して6年が経ちました。子供も二人生まれ、色々とモノが増えてきたので、ウォークインクローゼットの収納力アップを目指して、棚を造作することにしました。
今回の予算は5,000円以内。あまり費用をかけると、既成のラックや収納棚が買えてしまうので、これくらいの予算を目指してホームセンターに材料を買い出しに行くことにしました。

棚板は桐の集成材

桐の集成材

いつもなら、長めの板材を購入し必要な長さに切断して使用するのですが、作業日は雨だったので、外での切断作業が出来ません。ホームセンターでカット済の板材を探していると、ちょうど良い大きさに(910mmx400m)にカットされた桐の集成材が販売されていたので2枚購入。これでは棚は2段しか出来ませんが、3段目を購入すると予算オーバーに・・・。棚板はあとでも追加出来るので良しとします。

材料と道具

チャンネルサポートとフォールドブラケット

チャンネルサポートとフォールドブラケット

棚板を壁に取り付けるには色々と方法があるかとは思いますが、今回はチャンネルサポートとフォールドブラケットを使用する取付方法にしました。メリットは完成後でも高さの調整が細かく出来ること。それと棚板の増設が後からでも出来ることです。チャンネルサポート1820mmが1360円×2本と、フォールドブラケットが840円×4本を購入。フォールドブラケットは右側用と左側用があるので購入時には間違わないように注意してください。

軽くて抗菌性・耐水性・防腐性・断熱性に優れた桐集成材

桐集成材

桐集成材910mmx400mを2枚購入しました。同じサイズでパイン集成材も販売されていたのですが、桐集成材を購入することに決定。悩んだ結果桐は木材の中でも、軽くて、高い抗菌性・耐水性・防腐性がある木材なので、今回の用途にはぴったりです。

重たいモノを収納する予定はないので、桐集成材の厚みは13mmの板を選択しました。ただし桐は他の木材より柔らかいので、重いモノを収納される方は木丈夫な木材を選ぶようにしてください。

造作ビスとコーススレッド

造作ビスとコーススレッド

造作ビスとコーススレッドは、チャンネルサポートを壁に固定する時と、フォールドブラケットと棚板の固定に使用します。我が家には、たくさんの種類・長さのネジが備蓄してあるので、必要に合わせて使用します。

インパクトドライバーと下地探し器

インパクトドライバーと下地探し器

今回はインパクトドライバーを使ってネジを締めたのですが、今回の作業にはパワーがありすぎたかもしれません。とくに桐の集成材は柔らかいので、あまりパワーをかけすぎてしまうと、ネジが効かなくなってしまうほど締め込んでしまうかもしれません。トルク調整ができる電動ドライバーをお持ちの方は、電動ドライバーを使用した方が良いかもしれません。

「下地探し器」は家を建てたメーカーの営業マンがDIY好きの私にプレゼントしてくれたものです。購入時に私が「DIY好き」と宣言していたので、貰った時は「なんて親切な営業マン」と思ったのですが、今考えると、購入後に柱の位置など聞かれるのが面倒くさかったのかも・・・。

壁(ボード)の奥にある柱(下地)を探す

簡単・手軽に下地を探せる「下地探しどこ太」

柱(下地)

チャンネルサポートはネジで壁に固定するのですが、現在の家の壁はほとんどが石膏ボードで作られています。石膏ボードは非常に柔らかいのでネジをつかって固定することができません。そこで壁が石膏ボードを使用した家では、柱(下地)を探す必要があります。ネジが石膏ボードを貫通して、向こう側にある柱(下地)にネジを打ち込む必要があります。

下地を探すのには様々な道具があるのですが、プロは「下地センサー」なる道具を使用しているみたいです。私の場合は以前にプレゼントでもらった「下地探しどこ太」を使用して、下地の有無を探ることにしました。

石膏ボードの柔らかさを使い針で探す。

石膏ボード

「下地探しどこ太」は、先端に針がついていて、この針で下地の有無を確認します。白い部分は目盛りがついており、押されると凹むような構造になっています。この目盛りの数字で石膏ボードの厚さが分かるような仕組みになっています。石膏ボードの厚みが分かれば、チャンネルサポートの固定に使うネジの長さを決めることが出来ますね。

石膏ボードに押し当てて柱(下地)を探す

棚板

柱(下地)を探す方法は、「下地探しどこ太」を下地がありそうな部分に押し当てます。我が家の場合はツーバイフォー住宅の90cmモジュールで建築していますので、約45cmスパンで下地(ツーバイフォー材)があるはずです。

下地が無い場合は、石膏ボードは柔らかいので、「下地探しどこ太」の針がボードを突き抜けます。根元まで全部入ってしまう場合は、下地ありません。しかしボードの奥に下地があれば途中で止まるので、下地があることになります。このときの白い部分の目盛りの位置が、石膏ボードの厚みになります。下地がある場所が分かれば、印をしておいてください。

チャンネルサポートとフォールドブラケットを使った棚を作る場合は、この下地を探す作業が一番重要になります。基本的に棚の荷重がすべて壁面にかかりますので、確実にビスを打てる場所を見つけてチャンネルサポートを壁面に固定して下さい。

「ウォークインクローゼットに棚を作る 取付編」に続く・・・。

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