DIY好きには必須の下地探しの道具 一般的な住宅の壁は、柱を隠すようにして、石膏ボードを貼り、その上から壁紙で仕上げるので、釘やネジを打つ場所がわかりません。しかしDIYで壁に棚を作りたい時・カーテンレールの取付、防災用の転倒防止金具などの取付には、石膏ボードの裏に隠れた柱に …
DIY好きには必須の下地探しの道具
一般的な住宅の壁は、柱を隠すようにして、石膏ボードを貼り、その上から壁紙で仕上げるので、釘やネジを打つ場所がわかりません。しかしDIYで壁に棚を作りたい時・カーテンレールの取付、防災用の転倒防止金具などの取付には、石膏ボードの裏に隠れた柱にネジを打つことが必要になってきます。このようなDIYにとっては、石膏ボードに隠れた柱(下地)を探すことがポイントとなってきます。
そこで、柱を探すの便利なのが「下地センサー」という道具です。壁に当ててスイッチを押すだけで簡単に柱の場所を探知することができます。DIYには必須のアイテムだと思います。
私が使用している下地センサーは、シンワというメーカーの「下地センサーHG78577]という商品です。9Vのアルカリ乾電池1個が必要です。この商品は35mmまでの厚さで下地となる間柱を探すことが出来ます。ホームセンターで3,000円ほどで売られていましたので迷わず購入しました。ホームセンターには様々なタイプ・価格の下地センサーが売られています。価格も1,000円程度からあり、それほど高くはないので、DIYが好きな方なら目的にあったものを購入しておくと役に立つと思います。
下地センサーの使い方
まずは、下地センサーを壁に当ててからスタートスイッチを押します。これで柱を探知できる状態になります。そしてスイッチを押したまま、壁面で左右に動かすと下地がある所でスポットライトが光りますのでマーキングをします。まずは左側から動かし、スポットライトが光った所でマーキング、次に右側から動かしてスポットライトが光った所でマーキングします。この二箇所のマーキングの間が、下地(柱)がある場所になります。
また、壁の中に電線があると警告してくれます。この機能は非常に有難いです。家の中の電線は柱の近くにあることが多いのですが、これでネジや釘で電線を傷つけてしまうことも無くなります。ただし、下地センサーはどうしても多少の誤差が出てしまうので、まずは下地センサーでおおよその場所を測定してから、最終確認として、針でさすタイプの下地探し道具、シンワの「どこ太」という道具で場所を確認しています。
下地センサーが使える壁
下地センサーは、メーカーや商品によって多少違いがありますが、殆どの場合ベニヤ・石膏ボードの壁に使用することが出来ます。金属壁・コンクリート、セラミック床タイル・レンガなどの壁には使用できませんのでご注意ください。